企業のゴールは利益。単月の売上を伸ばせばいい訳でもなく、もちろん継続した売上を維持することだけでなく、コストを抑えることも含めて、結果、黒字なのか赤字なのか、これが宿命です。
一方、個人、家計にとってのゴールは何でしょうか。
幸せであることは間違いない。しかし、今回は、企業に倣ってお金に絞って考えてみましょう。
その場合、家計にとっての利益は貯金。
貯金はとっても大事です。
個人にとって売上にあたるのが収入、コストにあたるのが家賃や電気代、交際費などいわゆる支出になります。
みなさんもご存知のように、貯金を増やす方法は、収入を増やすか支出を減らすの2択になります。
副業を1つ持つという選択を取るのが昨今の主流ですが、
その前に
コンスタントに毎月貯金をする習慣が必要だと思います。
特に、独身の方だと男女ともにそこまで貯金を意識しないと思いますが、個人にとって利益にあたる貯金。
年齢や属性に関わらず、企業に勤めるワーカーとして増やしましょう。
しかし、今まで貯金をしてこなかった人にとっては貯金自体が難しいですよね。
収入を増やしても、いつの間にか使ってしまうのがオチ。
そう思われているはずです。
また貯金をしている人でも、1年間や3年5年と長期で考えた場合、
貯金額が増えていかないと、貯金へのモチベーションも維持できません。
だから、副業で収入を増やすこと、
別ポケットを持っておくことは役に立つますが、
まず貯金習慣を身につけましょう。
そこで
貯金をする上で、オススメなのが、最初に月の貯金額を決めて、収入から引いた額を支出にあてる考え方です。
多くの場合、毎月使った額の残りを貯金するか、既に決まった額が毎月支出されているので固定支出とおおよその変動費とお小遣いを天秤にかけて、これくらいなら貯金できると決めるパターンが多いです。この考え方だと貯金額がどうしても安定しません。5万円の時もあれば、3万円だったり積み立てられない月もあったりします。
通帳を見て貯まっている実感がないと貯金をしてもしょうがない
という気になってしまいます。
頑張ってもやらなくなるのが一番もったいないので、まず、貯金額を決めてください。式にすると下記のようになります。
(◎)これから 貯金したい額=貯金額=収入ー支出
(X) 今まで 収入ー支出=あまったお金=貯金額
構造は同じですが、貯金額が安定します。
5万円でも7万円でも15万円でも構いません。
現実可能な額を一旦忘れて、希望の貯金額を考えてください。
特に希望がない方は月10万円をベンチマークにしてください。
希望の貯金額を決めてから
はじめて支出とのにらめっこを始めましょう。その際の事前準備として、釈迦に説法ですが、変動費は工夫によって減らすことができますが、固定費は財テクや周りからの情報がない限り、すぐには減らすことができません。なので、希望の貯金額と支出とを比較検討する際、必ず変動費と固定費を分けて考えてください。やりくり上手になるになりましょう。買い物でのついで買いや朝から自販機で缶コーヒーをやめれば2万円前後貯金に回せるようになります。
※固定費とは家賃などの毎月一定額を支払うコスト。変動費とは食費や交際費といった月によって変わるもの。
まとめ
まずは貯金額を決める。そこではじめて支出と向き合う。やるべきことはコストの無駄を省く作業です。第一に貯金をする。次に無駄を省く。
貯金習慣やっちゃいましょう。
次回は、なぜ貯金が必要なのかをお伝えします。
続きはまた明日☆
そんなんで、よろV(^_^)V